enenewsまとめ

Googleアラートから新電力関連の情報を集約

丸紅新電力、光回線と電力のセット割サービスを開始

丸紅グループの丸紅新電力(東京都中央区)は、電力サービスと光回線サービスを合わせて契約すると、月々の電気料金を割引く新サービス「丸紅新電力ひかり」の申込を9月3日より受け付ける。

なお、このサービスは、キューアンドエー(Q&A/東京都渋谷区)と光回線の再卸契約を締結し、NTT東日本(東京都千代田区)とNTT西日本大阪府大阪市)の光コラボレーションモデルの光アクセスサービスを活用して提供するもの。

光回線(インターネット回線)と電力のセット商品

光回線サービス(全国統一)は、戸建てタイプが月額4,700円(税抜き、以下同)、マンションタイプが月額3,700円。別途、インターネットサービスプロバイダ利用料(500円)、事務手数料(800円~)、工事費(15,000円~)などがかかる。割引は電力サービスと光回線サービス双方の提供が開始した月から適用となる。

またオプションとして、丸紅新電力でんわ(月額500円~)、丸紅新電力てれび (月額660円~)、リモートサポート(月額450円~)が用意されている。

環境保全などに貢献するプランも提供

丸紅新電力は2016年の電力小売りの自由化以降、スタジオジブリ(東京都小金井市)と提携し、電気料金の一部を森と緑の保全活動に充当する「プランG」を提供してきた。

また、東京交響楽団(東京都新宿区)と、ペット保険ビジネスを展開するアニコムホールディングス(同)、横浜F・マリノスを運営する横浜マリノス(神奈川県横浜市)とそれぞれパートナーシップ契約を締結し、2018年4月から、電気料金の一部を、芸術文化の支援、動物の保護活動、スポーツ振興に充当する、新たな電力プランの受付を開始した。

新たなサービス「丸紅新電力ひかり」では、これら丸紅新電力の電力サービスと光回線サービスを合わせて利用する顧客にはさらにお得な電気料金の提供を行う。顧客には毎月のお支払いを電気料金と一つにまとめることができるメリットもある。

同社は、これまで電力小売事業者として健全な電力市場の発展に寄与すべく、適正な電力価格での電力供給を進めてきたと説明する。しかし、今後は電気関連製品を扱う事業者や、電気とは関係のない事業者など、様々なパターンでの提携を検討し、さらに付加価値の高いエネルギーサービスや生活支援サービスを充実させていくとしている。

例えば、電気を利用する顧客の生活がより便利で快適になるような各種サービスを強化しており、「丸紅新電力ひかり」はその第1弾となる。