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アーバンエナジー、再エネ比率が100%の電力メニュー「ゼロエミプラン」の販売開始

アーバンエナジーが再エネ100%電気を販売開始

JFEエンジニアリング株式会社は7月24日、同社100%出資の新電力会社であるアーバンエナジー株式会社(2013年12月設立)が、新たな電力メニュー「ゼロエミプラン」の販売を開始すると発表した。

同プランは、再生可能エネルギー(以下、再エネ)比率が100%で、CO2排出係数がゼロの電力を需要家に提供するものとなり、価格だけでなく環境価値も重視する企業や団体を対象にしたものという。

このところ、環境意識の高い企業が増加している。また、RE100(国際環境NGO「The Climate Group」が2014年に設立した国際ビジネスイニシアチブで、参加企業は環境貢献企業として認知される)加盟企業など、事業運営の全てを再エネのみで賄うニーズも急増している。

全調達電力量の約40%を再エネ発電で賄う

一方、アーバンエナジーは、全調達電力量の約40%を太陽光・風力・バイオマス(専焼、廃棄物)等の再エネ発電で賄っていることから、前記ニーズに応えるため、こうした同社の高い再エネ取扱比率を活かした「ゼロエミプラン」をサービスラインナップに加えることとしたもの。

なお同メニューは、イケア・ジャパン株式会社が運営する全ての施設に、すでに先行導入されている。

そしてJFEエンジニアリンググループは、今後も再エネをはじめとした発電所の建設・運営や電源調達・販売により、世界的な地球温暖化対策に貢献していくとしている。