enenewsまとめ

Googleアラートから新電力関連の情報を集約

永野和行・鹿児島県肝付町長

再生可能エネで電力を地産地消

 肝付町は、町土の約8割が森林で豊かな自然に恵まれています。この自然に由来した太陽光、風力、水力などの再生可能エネルギーを活用するため、昨年1月に福岡県みやま市と共同で新電力株式会社「おおすみ半島スマートエネルギー」を設立しました。町内の再生可能エネルギー発電事業者から電力を買い取り、町内外に小売りすることで、電力の地産地消と、利益の一部を住民サービスに充てることにしています。

 また、イプシロンロケット小惑星探査機「はやぶさ」が打ち上げられた宇宙航空研究開発機構JAXA)の内之浦宇宙空間観測所があり、日本の宇宙開発を支えてきました。今年4月には鹿児島銀行日本政策投資銀行と地方創生の実現に向けた連携協定を結び、宇宙関連産業の誘致を通じて雇用や新たな人の流れの創出を図るとともに、民間ロケットを使った衛星打ち上げの環境整備も進めています。